2009年8月1日土曜日

死にかけた・・・

急性喉頭蓋炎なる病気に罹った。

食べ物を飲み込む時に気管をふさぐフタ(喉頭蓋)が細菌・ウィルス感染して炎症を起こす病気です。
扁桃など「見えるノド」に感染したら『風邪』なのですが、この「見えないノド」の場合は早期に処置しないと炎症による肥大化で1日で気道閉塞を起こし窒息死する可能性が数%もある怖い病気のようで、内科による見逃しや容態急変で死んじゃう人がいるようです。

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
『本当は怖いのどの痛み~戦慄のカウントダウン~』


誰でもいつでも可能性があるので参考までに

1日目 夕方
 頚部リンパ節の腫れと微熱でかかりつけ医院へ
 おたふく風邪を疑われて隔離されるが血液即時検査は異常無し。
 咽頭にも異常無く抗生剤もらって帰宅。

2日目 朝
 熱が38度後半へ。ノドが痛くなり始めるがおかゆならなんとか可能。
 医院へ行き昨日の血液詳細検査の結果見るも異常無し。 
 頚部リンパ節炎と診断、ロキソニンもらって帰宅。

3日目
 変わらず熱が39度ちょい。自宅療養。
 ノドの痛みがかなりひどくなる。おかゆも水もつらくなり始める。
 ロキソニンが効いてる間はいいが切れると高熱で死にそう・・・

4日目 朝
 変わらず熱が39度ちょい。週末は休診なので念のため医院へ。
 ノドの痛みがかなりひどい。水以外は無理。
 再度血液検査。
 炎症指示値がかなり高くなっているため、点滴による抗生剤投与。
 水が飲めなくなったら救急へ行くよう指示され帰宅。

4日目 午後
 水が飲めなくなり声も出にくくなってきたので総合病院の休日診療へ。
 X線とCTによりノドの奥がかなり腫れていることが判明。
 気道閉塞(窒息死)のリスクと水分補給のため緊急入院。
 強い抗生剤(緑ペンギン)とステロイドを点滴で投与。
 夜に熱が40度越え。唾液すら飲み込めない。
 透明でネバネバの痰が5分おきに出るため一睡もできず。

5日目
 変わらず熱が40度ちょい。痰でまったく寝れず二徹。

6日目 朝
 変わらず熱が40度ちょい。
 炎症指示値は若干下がるもまだかなり異常値。
 耳鼻科のある病院へ転院(自力で行かされる)。

 ファイバースコープで解決。中度の急性喉頭蓋炎。
 なんとか手術無しでいけそうなので抗生剤投与で経過観察へ。
 この日もまったく寝れず。

以降、熱も痛みは徐々にひき、8日目に食事再開、10日目に自宅療養となる。

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